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協働研究所開設の目的
少子高齢化による労働力不足の深刻化と、IoT (Internet of Things)※注のさらなる拡大によるデータ量の爆発的増加がグローバル規模で進む中、これからのICT技術には、省エネルギー性と柔軟な適応性に優れた、人と地球にやさしい、新しいコンピューティングの発想が求められています。
本協働研究所では、脳が持つ優れた環境適応力、認識力、判断力、ならびに高効率な消費電力性など、脳の特性に学ぶ新しい情報処理技術として「脳型コンピューティング」の研究を行っています。
この考え方のもと、大阪大学とNECが協働し、情報科学、脳科学の最先端の知見を融合することで、新しい脳型コンピューティングシステム(Brain-Inspired Computing System)の実現に取り組みます。
さらに、これらのイノベーション活動を支え、学術・産業の両面で事業化を推進する人材(アントレプレナ)の育成に中長期的な視点で取り組みます。
(注) 様々な物に無線タグやセンサを搭載して、ネットワーク経由で相互に接続することにより、利便性や効率を向上する概念
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